第2回 「最近の婚活市場の傾向」
現在の婚活市場に欠かせないキーワード。その一つが、「忙しい普通の男女」だ。
“婚活をするのはもてない人”と思っている人も多いようだが、“もてない”のではなく、“出会いを見つける時間がない”のである。就職氷河期により職場での出会いが減少し、新たな出会いを見つけることが必要となった適齢期世代。しかし、30代男性の残業時間が10年ほど増加傾向にあるように、仕事が忙しく、出会いを見つける時間のない人が増えている。そして、出会いを見つけるために婚活を始める人が増えているのだ。
そして、もう一つのキーワードが「ネット世代」。Webサイトはもちろんのこと、注目すべきはブログやSNSによる効果の大きさだ。ネット上で自身の悩みを相談する人も増え、実際にブログやSNSでのやり取りを通じた入会者が毎月全体の3割以上にのぼるという結婚相談所もある。また、Web上での出会いがリアルな交流に発展することもめずらしいことではなくなり、知らない人と出会うこと=婚活を出会いのツールとして活用することへの抵抗も薄まっている。
こうした状況の中、サービスを提供する側として大切なことは、まずはより抵抗なく参加できる場を提供することだと言えるだろう。たとえば、お見合いにはハードルの高さを感じても、パーティーや合コンには興味があるという人は多く、実際に開催数も伸びている。さらに、大切なのが+αの工夫。料理や陶芸を楽しみながら出会いを見つけられるお見合いパーティーや、地元での開催や同じ趣味の人が集まる合コンなどのように、より気軽に参加してもらえる工夫が成功への大きな鍵を握る。
ビジネスにおいて、営業力や提案力はもちろん重要なスキルである。しかし、それだけではなく企画力やイベント開催力、コミュニティの場を提供する力。こうしたスキルが、今の婚活ビジネス市場では大きな力を発揮するはずだ。
編集:けっこんタイムズ
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